グローバルに事業展開している日本の製造業において、製品関連情報（整備マニュアルなど）の作成管理にはDITAが有効です。

DITAは、XMLベースのデータモデルで、コンテンツ共有化の手段を提供しています。DITAを利用すると、コンテンツを一元的に管理し、様々な配信方法でユーザにコンテンツを簡単に提供できるようになります。コンテンツを一元的に管理するため、コンテンツ改定時のケアレスミスの低減、翻訳作業の効率化によりコスト削減と情報品質の向上を実現できます。また、コンテンツの二次利用が容易になるため、利用者のニーズに合った情報提供ができるようになります。

しかし、DITAのメリットを十分享受するためには、既存データの分析を通して、DITAに基づいたデータモデルの設計が重要です。また、そのデータモデルに沿ったコンテンツ作成が運用上問題がないかの検証も欠かせません。DITA対応のシステムを購入すれば、コンテンツも整理されすぐに使えるようになるわけではありません。

私たちは、XMLベースのコンテンツ管理について実装面での豊富な経験があります。これまでの経験を生かして、高品質のコンテンツ提供を可能にする生産性の高いコンテンツ管理システムの提案・構築および運用のお手伝いをしていきたいと考えています。